HITACHI/Lo-D HS-1400W
¥39,800(1台、1970年頃)
解説
A.S.W.(アコースティック・スーパーウーファー)方式を4ウェイ採用したスピーカーシステム。
ASWでは、エンクロージャーの内部を大きく二つに分割し、内部に20cmコーン型ユニットを収めた構造となっており、エンクロージャー最下部に設けられたポートより音を出力しています。この構造によって特定の周波数幅だけを選択通過させるバンドパスフィルターを形成し低音域だけを再生しています。
分割されたもう片方の部分には残りの3ウェイユニットが搭載されています。
低域用には20cmコーン型ウーファーを搭載し、中域用には12cmコーン型スコーカーを搭載しています。
また、高域にはホーン型トゥイーターであるH-54Hを搭載しています。
外観はウォールナットのオイル仕上げが施されています。
マルチアンプ端子を搭載しています。
機種の定格
方式 | 4ウェイ・4スピーカー・ASW方式・フロア型 |
ユニット等 | 超低域用:20cmコーン型 低域用:20cmコーン型 中域用:12cmコーン型 高域用:ホーン型(H-54H) |
周波数帯域 | 35Hz~20kHz |
瞬間最大入力 | 20W |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 98dB/W/50cm |
クロスオーバー周波数 | 100Hz、1.5kHz、5kHz、12dB/oct |
マルチアンプ用切換え | 2チャンネル:(ASW)、(低・中・高) 3チャンネル:(ASW)、(低)、(中・高) 4チャンネル:(ASW)、(低)、(中)、(高) |
外形寸法 | 幅438x高さ1,157x奥行370mm |
重量 | 28kg |