Lo-D D-7
¥59,800(1982年発売)
解説
チタン溶射R&Pヘッドを採用したカセットデッキ。
録再ヘッドには新形状チタン溶射R&Pヘッドを採用しています。
録音ヘッドと再生ヘッドを1.4mmの狭間隔で収め、安定したテープ走行に不要な凹凸を排除するとともに磁性粒子を微小化しています。これにより、録音同時再生モニターをはじめ、レベル変動や摺動ノイズの低減、安定したテープ走行、均一摩擦特性など、基本性能を大幅に向上しています。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーBタイプとドルビーCタイプを搭載しています。
さらに、ドルビー回路は録音と再生それぞれ独立したダブルドルビーB/C回路となっています。
ヘッドと初段FETアンプをダイレクトカップリングすることで、SN比や周波数特性を改善しています。
スライド録音ボリュームや2色FLデジタルピークメーター、電子カウンターを搭載しています。
リーダーテープ早送りメカを搭載しており、録音や再生に不必要なリーダーテープ部を早送りしスタンバイ状態でストップできます。
コンピューターオートRec Mute機構を搭載しています。この機能では、ワンタッチで4秒間の無信号録音部を作ったのち、自動的にポーズ状態となります。
コンピューターメモリーリワインド機能を搭載しています。
オートリワインド・プレイ/ストップを搭載しています。
ワンアクションタイマーON/OFFスイッチを搭載しています。
誤消去を未然に知らせるタイマーアラームを搭載しています。
リモコン端子を搭載しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ | ||||
ヘッド | 録再:新形状チタン溶射R&Pコンビネーションヘッド 消去:マルチギャップフェライトメタル消去ヘッドx1 |
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モーター | 電子制御DCモーター | ||||
ワウ・フラッター | 0.038%(WRMS) ±0.08%(W・Peak) |
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周波数特性 | 20Hz~21kHz/30Hz~19kHz ±3dB(メタル) 20Hz~20kHz/30Hz~18kHz ±3dB(クロム) 20Hz~18kHz/30Hz~17kHz ±3dB(ノーマル) |
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SN比(メタルテープ) |
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入力感度/インピーダンス | Line in:80mV/50kΩ以上 Mic:0.3mV/300Ω~5kΩ(適合) |
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出力インピーダンス(負荷) | Line out:50kΩ以上 Headphone:8Ω~2kΩ |
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電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | ||||
消費電力 | 21W | ||||
外形寸法 | 幅435x高さ110x奥行272mm | ||||
重量 | 4.6kg | ||||
付属 | USピンコードx2 |