Lo-D D-5500M
¥220,000(1979年発売)
解説
D-5500DDをベースに、メタルテープ対応機能を搭載したカセットデッキ。
コンピューターがテープ特性を自動調整するATRS(Automatic Tape Response Search)システムを搭載しています。この機能では使用するテープの1巻ごとに、最適バイアス・最適録音感度・最適補償量をマイクロコンピューターが自動的に検出します。
設定内容は、3種のテープデータをメモリーできます。
ヘッドには1.4mmクロースギャップメタルR&Pヘッドを採用しています。
このヘッドは録音ヘッドと再生ヘッドのギャップ間隔を1.4mmに設定することで、クロスフィールドをノイズレベル以下に抑えています。
着脱可能のワイヤレス・リモートコントロールボックスを装備しています。
このリモートコントロールボックスは専用のコンピューターによって信号を判別することで誤動作を少なくしています。また、操作はICロジックコントロールのフェザータッチオペレーションとなっています。
ユニトルクDDモーターを採用したダイレクトドライブ方式を採用しています。
2モーターメカニズムを採用しています。
真円度0.1μのデュアルキャプスタンや、ダイナミックバランスを取った直径85mmの大型ローターを搭載しています。
テスト中の様子や結果が確認できるバイアス指示メーターとテープ感度指示メーターを搭載しています。
オートリワインド・プレイ/ストップ機構を搭載しています。
ドルビーNRシステムを搭載しています。
ヘッド台座に高精度ダイキャスト基板を採用しています。
機種の定格
| 型式 | カセットデッキ | ||||
| <総合> | |||||
| トラック型式 | 4トラック2チャンネル | ||||
| ヘッド | 録再:クロースギャップメタルR&Pコンビネーションヘッド 消去:ダブルギャップメタル消去ヘッド |
||||
| モーター | ユニトルクDDモーターx1 DCモーターx1 |
||||
| ワウ・フラッター | 0.028%(WRMS、Test Tape MTT-111L再生) | ||||
| 周波数特性 |
|
||||
| S/N比(メタルテープ、 3%歪レベル、聴感補正) |
69dB(Dolby NR on) 60dB(Dolby NR off) |
||||
| <ATRS部> | |||||
| 使用マイクロコンピューター | 4ビット1チップマイクロコンピューター | ||||
| バイアス可変ステップ | 16 | ||||
| 感度・イコライザー調整ステップ | 16 | ||||
| 使用電池(メモリー保護用) | UM-3x2 | ||||
| <その他> | |||||
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | ||||
| 消費電力 | 45W | ||||
| 外形寸法 | 幅435x高さ186x奥行320mm | ||||
| 重量 | 14kg | ||||
| 付属 | USピンコードx2 ヘッドクリーニング棒 |
||||
| 付属:リモートコントローラー | |||||
| 方式 | パルス幅変調方式 | ||||
| 使用マイクロコンピューター | 4ビット1チップマイクロコンピューター | ||||
| 使用電池 | UM-3x4 | ||||