オーディオの足跡

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SR-5100の画像
 解説 

25W+25Wのオーディオ部と1.9μV高感度チューナーを組合わせたAM/FMレシーバー。

パワーアンプ部には日立の誇るトランジスタとICを用いるとともに、エミッタ接地インバーテッドダーリントン純コンプリメンタリーOCL回路を採用することで低歪率と高S/Nを達成しています。

プリアンプ部のイコライザー段には±2電源と3段直結モノリシックICによってNFを多量にかけ、全帯域にわたって低歪率特性を実現しています。

FMチューナー部には3連バリコンとデュアルゲートMOS-FETのフロントエンドに、高集積度ICと4素子フェイズリニアセラミックフィルターのIF回路、クオドラチュア検波を組み合わせた本格的な回路構成を採用しています。
MPX復調回路にはダブルバランス型差動スイッチングを採用することで良好なセパレーション特性を実現しています。

FMミューティングスイッチを搭載しています。

リニアスケールFMメモリを採用しています。

テープ入力を2系統備えており、ダビングが可能です。

マイクミキシング回路を搭載しています。

機種の定格
型式 FM/AMレシーバー
<パワーアンプ部>
実効出力 両ch駆動:25W+25W(8Ω、1kHz)
     30W+30W(4Ω、1kHz)
片ch駆動:28W/28W(8Ω、1kHz)
     38W/38W(4Ω、1kHz)
ダイナミックパワー(IHF) 70W(8Ω)
全高調波歪率 0.8%以下(実効出力時)
0.1%以下(1/2実効出力時)
混変調歪率 0.8%以下(実効出力時)
0.1%以下(1/2実効出力時)
出力帯域幅(IHF) 10Hz~60kHz
ダンピングファクター 30(1kHz、8Ω)
<プリアンプ部>
入力感度/インピーダンス Phono:2.5mV/50kΩ
Aux:200mV/100kΩ
Tape:200mV/35kΩ
Mic:7mV/30kΩ
Phono最大許容入力 100mV(RMS、1kHz)
SN比(IHF-A、入力ショート) Phono:65dB(1975年カタログでは73dB記載)
Aux、Tape PB:78dB
トーンコントロール Bass:±10dB(100Hz)
Treble:±10dB(10kHz)
ラウドネスコンター(Volume-30dB時) +9dB(100Hz)、+5dB(10kHz)
<FMチューナー部>
受信周波数 76MHz~90MHz
実用感度(IHF) 1.9μV
キャプチャレシオ 1.0dB
実効選択度 52dB
S/N 67dB
全高調波歪率 mono:0.3%
stereo:0.6%
ステレオセパレーション 41dB(1kHz)
<AMチューナー部>
受信周波数 520kHz~1,605kHz
実用感度(IHF) 20μV
選択度 35dB
イメージ妨害比 56dB
<総合>
使用半導体 トランジスタ:16個
FET:1個
IC:5個
ダイオード:23個(1975年カタログでは25個)
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 65W(電気用品取締法)
外形寸法 幅413x高さ136x奥行376mm
重量 8.2kg