
Lo-D HMA-2000
価格不明(1970年代前半頃)
解説
大出力・低歪率を追求したステレオパワーアンプ。
回路方式には差動2段エミッタ接地インバーテッド・ダーリントン純コンプリメンタリーOCL方式を採用しています。
出力段には100W級のhfeリニアリティの良いパワートランジスタをパラレルで使用しています。
ソフトクリッピング回路を搭載しており、過大入力があっても音質が変化しないよう配慮しています。
この回路により定格入力+3dBまで変化がありません。
出力アンバランスと過大入力に対して独立した保護回路を搭載しています。
BTL接続によるモノラルパワーアンプとしても使用できます。
機種の定格
型式 | ステレオパワーアンプ | ||
定格出力 |
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定格帯域幅(両ch駆動) | 20Hz~20kHz(100W、歪率0.1%) 10Hz~50kHz(50W、歪率0.1%) |
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高調波歪率(両ch駆動) | 0.01%(1W~100W、1kHz、8Ω) | ||
混変調歪率(両ch駆動) | 0.05%(1W~100W、60Hz:7kHz=4:1) | ||
入力感度(両ch駆動) | 1V(100W、1kHz、8Ω) | ||
入力インピーダンス | 75kΩ | ||
周波数特性 | 5Hz~60kHz +0 -2dB | ||
ダンピングファクター | 100(1kHz、8Ω) | ||
S/N | 100dB | ||
負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω | ||
外形寸法 | 幅446x高さ173x奥行381mm | ||
重量 | 23.5kg |