
LINN LK85
¥120,000(1999年頃)
解説
LKシリーズのステレオパワーアンプ。
回路基板は表面実装技術を多用しており、回路の集積度を高めて信号経路の短縮と、動作速度のハイスピード化などの音質改善を実現しています。また、アンプの小型化にも貢献しています。
電源部には変換効率とノイズに優れた特性を持つトロイダルトランスと比較的小型のコンデンサを搭載しています。
実際的な電力供給能力の低下を回避するため、コンデンサは名目上の容量を稼がず、瞬発力に優れたものを採用しています。これによりローインピーダンス負荷に対しても安定して出力を取り出せる電源部を実現しています。
入力信号を検知して起動するスタンバイモードを備えています。
過負荷、温度上昇等に対する保護回路を搭載しています。
パワーアンプの複数使用を考慮してパワーアウト端子(スルーアウト端子)を搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオパワーアンプ |
出力 | 85W+85W(4Ω) |
利得 | 28.6dB |
入力インピーダンス | 10kΩ |
周波数特性 | 10Hz~70kHz -3dB |
消費電力 | 5W未満(スタンバイ時) |
外形寸法 | 幅320x高さ80x奥行326mm |
重量 | 7kg |