LEAK 2200
価格不明(1975年頃)
解説
ポイント・ワン以来の伝統が受け継がれたプリメインアンプ。
パワーアンプ部は、ピュアコンプリメンタリーOCLの出力段と定電流駆動型A級ドライバー段を採用しており、深く安定な直流NFBをかけることで、温度変化や負荷変動、ショックノイズなどに影響されない安定した動作をするよう設計されています。
出力端子ショートや過大入力などの事故の際に、スピーカーや出力トランジスタを保護する保護回路が設けられています。
イコライザー段には、差動入力をもつ回路が用いられ、直流NFBがオーバーオールにかけられているため、ショックに強く安定した動作を実現しています。
スイッチ一つでモノラル出力が取り出せるBTL回路や、ホールトーン効果を出せるスピーカーマトリックススイッチなどの機能を搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ |
<パワーアンプ部> | |
出力 | 45W+45W(両ch動作、8Ω、THD 0.5%) |
シングルチャンネル出力 | 120W |
全調波歪率 | 0.01%(1W、1kHz) 0.1%(45W、1kHz) 0.1%(1W、10kHz) |
混変調歪率 | 0.1%(70Hz:5kHz=4:1) |
出力帯域幅 | 10Hz~40kHz -2dB(両ch動作、45W) |
ダンピングファクター | 40(80Hz) |
残留雑音 | 1.5mV(ボリューム最大) |
<プリアンプ部> | |
入力感度/インピーダンス | Disc:2.5mV、6.5mV/47kΩ Tape、Cassette、AUX:150mV/100kΩ |
SN比 | Disc:-65dB Tape、Cassette、AUX:-80dB |
許容入力 | Disc:+35dB |
録音出力 | 150mV |
トーンコントロール | Treble:±13dB(15kHz) Bass:±13dB(50Hz) |
フィルター | ハイ:-3dB(5kHz)、-10dB(10kHz) ロー:-3dB(70Hz)、-10dB(50Hz) |
<総合> | |
外形寸法 | 幅408x高さ132x奥行313mm |
重量 | 9kg |