
KEF Q50
¥55,000(1台、1994年頃)
解説
UNI-Qドライバーを搭載したQシリーズのトールボーイ型スピーカーシステム。
低域にはポリプロピレンコーンを用いた16cmコーン型ウーファーを搭載しています。
中域と高域には、16cmポリプロピレンコーン型ウーファーと1.9cmソフトドーム型トゥイーターで構成されたUNI-Qドライバーを搭載しています。
UNI-Qドライバーでは、コーン型ドライバーとソフトドーム・トゥイーターの2つのユニットを同軸構造とするだけでなく、奥行き方向の振動板の位置についても全く同一のポイントに配置することで、ユニット間の位相を揃えています。
また、トゥイーター部の磁気回路にはフェライトの10倍のエネルギーを持つネオジウム・アイアン・ボロンを採用しており、トゥイーターユニットの小型化を実現しています。
各ユニットには防磁シールドが施されており、ブラウン管への影響を抑えています。
エンクロージャーはトールボーイ型を採用しています。また、外観にはアッシュブラック仕上げが施されています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型・防磁設計 |
使用ユニット | 低域用:16cmコーン型 中域・高域用:16cm同軸型(16cmコーン+1.9cmドーム) |
周波数特性 | 45Hz~20kHz ±3dB 40Hz -6dB |
インピーダンス | 6Ω |
出力音圧レベル | 90dB |
適合アンプ出力 | 10W~125W |
エンクロージャー容積 | UNI-Qドライバー部:11.3リッター ウーファー部:17.1リッター |
外形寸法 | 幅190x高さ800x奥行302mm+スパイク |
重量 | 12.0kg |