解説　

リア･ローディング・ホーン方式を採用したフロア型エンクロージャー。

内部は全長4mの折り返しホーン構造となっており、30Hzまでの低音域の再生が可能で、50Hz以上はフラットな応答を示します。
150Hz以上は直接スピーカーから放射され、圧倒的な量感の重低音再生が可能です。

ユニットは38cm径スピーカーを2個マウントできます。

初期はブラックとグレーの2色のカラーバリエーションがあり、4520SFがグレー仕上げ、4520BKがブラック仕上げとなっています。
また、カタログ写真では、初期は側面にロゴが無く、1978年頃から側面にJBLのロゴが記載されています。

4520BK-Sは日本国産タイプとなっています。この頃には輸入オリジナル製は受注オーダー品となっていました。

機種の定格

方式	バックロードホーン方式・フロア型エンクロージャー
適合スピーカー	2205、2225、E140
最低再生周波数	30Hz
外形寸法	幅908x高さ1,276x奥行736mm(1973年カタログ記載) 幅908x高さ1,276x奥行756mm(1975年以降のカタログ記載)
重量	108kg(1973年カタログ記載) 98kg(1975年以降のカタログ記載)