
JBL 435Be
¥150,000(1台、2002年発売)
解説
鍛造ピュアベリリウムダイアフラムを採用したドライバーユニット。
振動板には加工の困難な金属ベリリウムを新技術によって鍛造成形して採用しており、JBLコンプレッションドライバーとして初のサイズである3インチ(75mm)径ダイヤフラムとしています。
ダイアフラム表面にJBL独自のアクアプラスコーティングを施し、分割振動の発生を排除しています。これにより15kHz超の広いピストンモーション領域を確保し、2ウェイシステムの中高域ドライバーとしても使用できる優れた再生能力を得ています。
磁気回路には高磁束ネオジウムマグネットを採用しており、ボイスコイルには高耐熱性ボビンにラッピング装着した軽量アルミリボン線を使用しています。
フェイズプラグにはJBLプロフェッショナルユニットで使用されているラピッドフレアータイプを採用しており、第2次高調波歪の発生を低減しています。
ハウジングにはリブ型ヒートシンク構造のアルミダイキャスト製バックカバーを採用しています。
別売りのほーんスローとアダプターを使用することで2インチ開口・4インチドライバー用ホーンを組み合わせることができます。
機種の定格
型式 | コンプレッションドライバーユニット |
インピーダンス | 5Ω |
許容入力 | 40W |
出力音圧レベル | 110dB/2.83V/m |
周波数特性 | 500Hz~15kHz |
推奨クロスオーバー周波数 | 800Hz |
スロート開口径 | 1.5インチ(38mm) |
外形寸法 | 直径108x奥行91mm |
重量 | 1.4kg |