JBL 2206H
1990年発売
¥51,240(税込、1台、2007年頃)
解説
VGCシリーズの30cmコーン型ウーファーユニット。
VGCシリーズでは、大出力ながらパワー・コンプレッション(実効感度の低下)を極めて低く抑え、歪の無い滑らかな特性を実現しています。
高音質と大出力を両立するため、ヴェンテッド・ギャップ・クーリング(Vented
Gap Cooling)技術を採用しており、ボイスコイルに直接空気を導くことで放熱を格段に効率化しています。また、シンメトリカル・フィールド・ジオメトリ(Symmetrical
Field Geometry)磁気回路やサスペンション設計を磨くことで、低歪率化や軽量化、変位量の増加などの性能の向上を達成しています。
機種の定格
| 型式 | 30cmコーン型ウーファーユニット |
| 公称口径 | 300mm |
| 公称インピーダンス | 8Ω |
| 許容入力(AES) | 600W(60Hz~600Hz) |
| 感度(1W、1m) | 95dB SPL(100Hz~500Hz) |
| 周波数レンジ(-10dB) | 45Hz~3.5kHz |
| パワーコンプレッション | 3.9dB(600W) |
| 歪率 | 2次高調波:1.0%以下 3次高調波:1.0%以下 |
| 推奨最高クロスオーバー周波数 | 1.5kHz |
| 推奨エンクロージャー容積 | 28~113lit |
| ボイスコイル | φ100mm エッジ巻アルミニウム・リボン |
| 極性(赤色端子に正電圧をかけた時コーンが動く方向 +:前/−:後) | − |
| 寸法 | 直径311x奥行130mm |
| バッフル開口径 | 前面取付:282mm 背面取付:280mm |
| 排出容積 | 4lit |
| 重量 | 7.8kg |
| fs(自由空間におけるドライバの共振周波数) | 52Hz |
| Qts(全ての損失メカニズムを含んだfsにおけるドライバQの総計) | 0.32 |
| Qms(機械的損失のみを含んだfsにおけるドライバのQ) | 4.5 |
| Qes(電気的損失のみを含んだfsにおけるドライバのQ) | 0.34 |
| Vas(ドライバ支持系と同じ音響コンプライアンスを持つ空気の容積) | 62lit |
| Eff(基準能率(半空間の音響負荷)) | 2.5% |
| Pe(Max)(熱限界による最大入力電力) | 600W |
| Xmax(コーン(ダイアフラム)の直線変位のピーク値) | 7.5mm |
| Re(ボイスコイルの直流抵抗) | 5.3Ω |
| Le(ボイスコイルのインダクタンス) | 1.5mH |
| Sd(コーン(ダイアフラム)の有効放射面積) | 0.055m2 |
| BL積 | 18.1T*m |
| Mms(有効可動重量) | 65g |