オーディオの足跡

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XPL160の画像
 解説 

XPLシリーズの3ウェイスピーカーシステム。

低域には25cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはアクアプラス・コーティング振動板を採用しています。また、磁気回路に独自のSFG磁気回路を採用することで低歪を実現しています。

中域には7.5cmドーム型ミッドレンジを搭載しています。
このユニットはJBL初の大型ハードドーム振動板としてピュアチタン・ダイアフラムを採用しています。この振動板はJBLのプロ用コンプレッション・ドライバーに使用されているピュアチタン・ダイアフラムをアレンジしたもので、中域のグレードアップを図るとともにトゥイーターとの音色の統一を実現しています。

高域にはミッドレンジと同じピュアチタンダイアフラムを用いた2.5cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
内部に磁性流体を封入することで耐入力特性を改善しています。

ネットワーク部には過渡特性に優れたダブル・バイパスコンデンサー方式を採用しています。
また、内部配線材には伝送特性に優れたモンスターケーブルを採用しています。

高域の出力レベルをフラット/+2dBの2段階に切換え出来ます。

エンクロージャーには定在波を抑えるテーパードデザインを採用しており、前面から後面にかけて台形状に絞り込んだデザインを採用することで内部定在波の発生を最小限に抑えています。
また、優れた制振効果を持つJBL独自の高密度素材リアクション・モールデッド・フォームをエンクロージャー前面のパーチクルボードに積層することにより、エンクロージャー全体の不要振動をダンピングしています。さらに、コーナーをラウンドさせることで音の回折を防止し、再生音への悪影響を徹底して排除しています。

フロントバッフルにはトゥイーター及びミッドレンジを他のユニットに対して奥にセットバックさせる独自の配置を採用しており、各音域の位相差の発生を極力抑えています。
また、バッフル表面での音の一次反射による悪影響を排除するため、各ユニットの周囲にJBL初のネオプレーンフォームを採用しています。

バイワイヤリングやバイアンプ接続に対応しており、トゥイーター/ミッドレンジとウーファーを別々のアンプで駆動することができます。

スピーカーの仰角を調整できるアジャスタブル・フットを採用しています。

外観の仕上げはウォルナット仕上げ(WX)、ブラック仕上げ(BX)、ホワイトラッカー仕上げ(WQ)、ブラックラッカー仕上げ(BQ)の4種類がありました。WQとBQは受注生産品です。

別売りで専用のスピーカースタンドがありました。

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型
ユニット等 低域用:25cmコーン型
中域用:7.5cmドーム型
高域用:2.5cmドーム型
周波数特性 40Hz~25kHz -6dB
出力音圧レベル 90dB/2.83V/m
公称入力インピーダンス
許容入力 150W
600W(ピーク)
クロスオーバー周波数 800Hz、4kHz
外形寸法 幅376x高さ865x奥行335mm
重量 26.0kg
別売 スピーカースタンド MTX160(2台1組、¥38,500)