解説　

JBLの高品位家庭用スピーカーシステムであるTiシリーズのスピーカーシステム。

Tiシリーズには上級機としてTi5000やTi3000などがラインナップされていましたが、日本国内ではTi1000のみが販売されました。

低域には新開発の16.5cmコーン型ウーファーである706Hを搭載しています。
このユニットの振動板には、パルプ材の振動板に理想的な内部損失を持つJBL独自のコーティング材アクアプラスを塗布したものを採用しています。また、強力SFG磁気回路と37mmエッジワイズ巻ボイスコイルを組み合わせることで量感ある低音再生を実現しています。

高域には2.5cmドーム型ツィーター050Tiを搭載しています。
ピュアチタンダイアフラムや独自のダイアモンドエッジによって優れた高域特性を獲得しています。

エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しており、内部はダブルウォール・アイソコア・ラミネート構造を採用しています。
また、側面デザインは平行面の無いスラント・サイドスタイルを採用しています。

機種の定格

方式	2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
ユニット等	低域用:16.5cmコーン型(706H) 高域用:2.5cmドーム型(050Ti)
周波数特性	50Hz～30kHz -6dB
出力音圧レベル	89dB/2.83V/m
入力インピーダンス	4Ω
許容入力	75W(プログラム)
クロスオーバー周波数	3kHz
外形寸法	幅265x高さ450x奥行235mm
重量	18kg