
JBL LX66
¥92,800(1台、1989年発売)
解説
より深く、より自然な音を追求したLXシリーズのスピーカーシステム。
低域には20cmコーン型ウーファーを2個搭載しています。
このユニットでは、振動板をより軽量・高剛性で十分な内部損失を持つものに仕上げるため、独自のハイポリマー複合材をパルプベースにラミネートし、デジタルソース特有の瞬発的な低域再生を可能にしています。
また、LX66では2個搭載することでレスポンスの速さを十分に確保しながら低域の量感や密度を向上させています。
中域には12.5cmコーン型ミッドレンジを搭載しています。
このユニットはフレーム、ボイスコイル、磁気回路、振動板の各部に独自のテクノロジーを投入することで完成度を高めています。
高域にはピュアチタンダイアフラムを用いたドーム型トゥイーターを搭載しています。
エンクロージャーは両サイドをラウンドさせることで音の回折効果による音質劣化を防止しています。さらに、ユニットの周囲にウレタン処理を施すことにより再生音の反射を抑え、自然な広がりのある音場再生を可能にしています。
外観はローズウッドとブラックの2色のカラーバリエーションがありました。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型 |
使用ユニット | 低域用:20cmコーン型x2 中域用:12.5cmコーン型 高域用:ドーム型 |
周波数特性 | 45Hz~20kHz |
インピーダンス | 4Ω |
出力音圧レベル | 94dB/2.83V/1m |
クロスオーバー周波数 | 650Hz、3.8kHz |
外形寸法 | 幅356x高さ1,066x奥行399mm |
重量 | 28kg |