JBL L65A
¥190,000(1台、1978年頃)
解説
低音域から超高音域までをより正確に再生することを目指したフロア型スピーカーシステム。
低域には30cmコーン型ウーファー122Aを搭載しています。
このユニットには最適質量とスティフネスを持つリブドコーン紙を採用すると共に、大振幅時でも安定して正確なピストン運動を実現するためボイスコイルにマスコントロールリングをつけるなどの技術を投入しています。
中域には13cmコーン型スコーカーLE5-5を搭載しています。
強力な磁気回路を採用することでボーカル帯域の再生能力を高めています。
高域にはリングラジエーター077を搭載しています。
このユニットはリング状ダイアフラムと強力磁気回路を組み合わせることで高能率な高音域再生を実現しています。また、エクスポネンシャル/デュフラクション双方の特性を持つユニークな形状のホーンによって20kHzで110゜x40゜の広い指向特性をもって拡散します。
エンクロージャーはバスレフ方式を採用しています。
外観はトップにスモークドグラスを配したデザインを採用しており、フロントグリルには3色のカラーバリエーションがありました。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
ユニット等 | 低域用:30cmコーン型(122A) 中域用:13cmコーン型(LE5-5) 高域用:リング型(077) |
クロスオーバー周波数 | 1kHz、6.5kHz |
インピーダンス | 8Ω |
音圧レベル | 89dB(新JIS) |
許容入力 | 75W(連続プログラム) |
外形寸法 | 幅445x高さ622x奥行333mm |
重量 | 30kg(梱包時) |