JBL L112
¥149,000(1台、1980年発売)
解説
最新テクノロジーを駆使することで、より正確な音像定位と豊かな音楽表現力を実現した3ウェイスピーカーシステム。
低域には30cmコーン型ウーファーである128Hを搭載しています。
このユニットには独自の低歪率磁気回路を採用するとともに伝統技術のファラデーループを設けることで低域特性を向上させています。また、最適な質量と剛性をもつ白いコーティング剤が塗布されたコーン紙や大口径精密加工ボイスコイルによって低音再生能力を高めています。
中域には、レーザー光線による3次元フォトグラフィックイメージを利用した応答性の高い13cmコーン型スコーカーLE5-12を搭載しています。このユニットは硬質コーン紙や2.2cm径大型ボイスコイルなどで構成されており、優れた過渡応答を実現しています。
また、完全密閉型のバックキャビティにマウントすることで、ウーファーとの背面干渉を防いでいます。
高域には2.5cmドーム型トゥイーター044を搭載しています。
振動板にはアルミ蒸着をしたフェノール製ダイアフラムを採用しており、可聴帯域外までスムーズに再生しています。
フロントバッフルのユニット配置に左右対称型のミラー・イメージペア構成を採用しており、より鮮明な音像を実現しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:30cmコーン型(128H) 中域用:13cmコーン型(LE5-12) 高域用:2.5cmドーム型(044) |
許容入力 | 80W(連続プログラム) 100W(IEC規格) |
インピーダンス | 8Ω |
クロスオーバー周波数 | 1.1kHz、3.7kHz |
出力音圧レベル | 89dB/W/m |
レベルコントロール | 連続可変型(中域、高域) |
外形寸法 | 幅362x高さ622x奥行333mm |
重量 | 25kg(梱包時) |