オーディオの足跡

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HLS610の画像
 解説 

HLSシリーズのスピーカーシステム。

HLS610はHLS810より一回り小型のスピーカーシステムとなっています。

低域には13.3cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはポリプロピレンコーンを採用しており、新開発のコ・インジェクション・モールド技術を導入し、コーンとラバーエッジを融合させて一体化することでエッジとのつなぎ目で生じる音響ロスを低減しています。

高域には1cmドーム型ツィーターとコンスタント・ダイレクティビティ・ホーンを組み合わせて搭載しています。
ツィーターの振動板にはポリカーボネートドームを採用しています。また、ボイスコイルギャップに磁性流体を注入したフェロフルイドクーリング機構を採用することで冷却効率を向上し、ハイパワードライブに耐える高い耐入力を確保しています。
コンスタント・ダイレクティビティ・ホーンは、軸上から外れた位置で高域の周波数特性が落ちる問題の解消を図ったもので、ツィーターから放射される高音域を定指向性を持つホーンで正確に制御し、軸上から外れた位置でも軸上と同じ周波数バランスで聴取できます。また、リスニングエリア外の天井や壁への音の回り込みや反射が少ないため、ソース本来の音をより正確に聞き取ることができます。さらに、ツィーターの能率向上にも寄与しています。

磁気シールド設計が施されています。

エンクロージャーにはリアバスレフ方式を採用しています。
バスレフポートを背面に設けたリアバスレフ方式を採用しており、スピーカーを後部の壁面から5cm以上離した位置で音の最適化がされています。
また、共振による音への影響を排除するため、1ミクロン精度の切削加工が可能な独自のシミュレーション解析を用いた精密な補強・組み立てを行っており、従来に比べてパネル振動を10分の1に抑え、カラーレーションの発生を排除しています。

スピーカー端子にはバナナプラグに対応するバインディングポストタイプを採用しています。

機種の定格
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
ユニット 低域用:13.3cmコーン型
高域用:1cmドーム型+ホーン
再生周波数帯域 55Hz~20kHz ±3dB
インピーダンス
出力音圧レベル 88dB/W/m
許容入力(ピーク) 125W
クロスオーバー周波数 2.7kHz
外形寸法 幅211x高さ413x奥行240mm
重量 6.7kg