オーディオの足跡

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A660の画像
 解説 

ピュアでリッチな新世代JBLサウンドを目指したNew Aシリーズのフロア型スピーカーシステム。

低域には新設計の16.5cmコーン型ウーファーを2個搭載しています。
振動板にはNew Aシリーズ用に振動板の剛性と質量のバランスを最適化したピュアパルプコーンを採用しています。
低域にはスタガーチューニング方式を採用しており、アッパーウーファーとツィーターによってワイドレンジ再生を果たし、ロアーウーファーに200Hz以下からローエンドまでを再生する事で低域再生能力を拡張しています。

高域には新開発の3.8cmリング型ツィーターを搭載しています。
このユニットの振動板にはタンジェンシャル・リブを施したリング型ダイアフラムを採用しています。ダイアフラムに施されたタンジェンシャル・リブがボイスコイルからの駆動力を振動板全体に均一に伝えることでダイアフラムの正確なピストンモーションを獲得しており、高周波歪成分を低減し、歪感の少ないクリーンな高域再生を実現しています。
ダイアフラムの素材には特殊な高分子素材を採用しており、さらにダンピングフィルムをラミネートしたデュアルレイヤー構造とすることでダイアフラム自体の高域共振を抑え、よりフラットで滑らかな高域特性を実現しています。
ボイスコイルには一般的な銅線ボイスコイルに比べて約50%の軽量化を果たした超軽量の銅コーティングアルミボイスコイルを採用しており、ボビンには耐熱性に優れたKaptonボビンを採用しています。
また、ユニット前面にはアルミダイキャスト製アウターホーンを装備しています。このホーンはフロントバッフルに強固に固定されており、フロントバッフルに強固に取り付ける事でツィーターの不要振動を排除するとともにクロスオーバー領域まで余裕ある再生エネルギーを確保しています。

エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
キャビネットトップのリア側からフロントに向かい、さらにフロントバッフルのサイドへつながるラインをカットしたデザインとなっており、さらに仕上げにはチェリー天然木突板仕上げが施されています。

エンクロージャー底面には床への振動をアイソレーションするメタルピンを装備しています。

バイワイヤ接続に対応しています。

機種の定格
方式 2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型・防磁設計
ユニット 低域用:16.5cmコーン型x2
高域用:3.8cmリング型
周波数帯域 45Hz~45kHz
インピーダンス
出力音圧レベル 88dB/2.83V/m
許容入力 150W(music)
クロスオーバー周波数 200Hz(ローパスのみ)、3kHz
外形寸法 幅240x高さ995x奥行270mm
重量 19.8kg