JBL 5674
価格不明(1台、1999年頃)
解説
500席を越える大規模シアター用に開発されたシアター用大型スピーカーシステム。
低域には38cmコーン型ウーファーを4個搭載しており、独自のダイアモンド・クォド・アレイ構成に配置することで、最大出力を得ながら干渉の影響を最小に抑えています。
このユニットには、ヴェンテッド・ギャップ・クーリング(VGC)とシンメトリカル・フィールド・ジオメトリー(SFG)技術を採用しており、大出力と低歪率の両立を図っています。
中高域にはオプティマイズド・アパチャー・バイラジアルホーンとチタン製ダイアフラムのドライバを採用しており、歪の低減を図っています。また、中域の指向制御によって直接音対残響音比を改善させています。
壁面バッフルへの設置が容易なフラットフロント構造となっています。
トライアンプ駆動で性能を発揮できるよう設計されています。
THXの認定を取得しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・6スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:38cmコーン型x4 中域用:ホーン型(ドライバ口径100mm) 高域用:ホーン型(ドライバ口径100mm) |
周波数レンジ(-10dB) | 35Hz~16kHz |
周波数特性(±3dB) | 45Hz~12.5kHz |
カバレージ角(水平x垂直) | 80゜x45゜(-6dB、300Hz~16kHz平均) |
指向係数(Q) | 10.4 |
指向性指数(Dl) | 11 |
最大音圧(1m) | LF:142.8dB SPL MF:140dB SPL HF:136.8dB SPL |
許容入力(AES) | LF:2,400W MF:100W HF:75W |
感度(1W、1m) | LF:103dB SPL MF:114dB SPL HF:112dB SPL |
公称インピーダンス | LF:4Ω(1ペアあたり) MF:8Ω HF:8Ω |
推奨クロスオーバー周波数 | 297Hz、2.5kHz |
外形寸法 | 幅1,118x高さ2,895.6x奥行812.8mm |
重量 | 171.7kg |