JBL 4894
¥950,000(1台、1994年頃)
解説
設置方法や用途に問わず、コンサート、シアター、スピーチ拡声など、あらゆるPAシーンで実力を発揮するARRAYシリーズの2ウェイスピーカーシステム。
低域には新開発の35.5cmコーン型ウーファー1400Proを2本搭載しています。
高耐入力特性を実現するJBL独自のVGC(ベンテッド・ギャップ・クーリング)システムをはじめ、10cmエッジワウンド・アルミニウムリボン・ボイスコイル、銅スリーブ付きポールピース、2.5cm極厚トッププレートにネオジウムマグネットを組み合わせた強力磁気回路など、数多くの技術を投入しています。
高域にはホーン型ユニットを搭載しています。
ドライバーユニットにはスナウトレス構造の3.8cm開口径ドライバーである2450SLを採用しており、フラットフロント・バイラジアルホーン2376を組み合わせた構成となっています。
2450SLはフェイズプラグとホーンを直結することで歪の低減を果たしています。また、2370はH45゜xV35゜の指向特性をもつアルミダイキャストホーンです。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しており、外観はホーンの指向特性に合わせた22.5゜のベント角を持たせています。
素材には19mm厚合板に鋼鉄材によるフレームを内蔵した物を採用しており、優れた強度を実現しています。
別売りのS.A.F.E(Secure Array Flying Ergonmics)フライング金具との組み合わせにより多様なシステム構成が可能です。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式 |
ユニット | 低域用:35.5cmコーン型(1400Pro)x2 高域用:ホーン型(2450SL+2376) |
周波数帯域 | 46Hz~18kHz ±3dB |
音圧レベル | 100dB/W/m |
許容入力(AES) | L:600W x2 H:300W |
指向特性 | H45゜xV35゜ |
推奨クロスオーバー周波数 | ES52000を使用 |
インピーダンス | L:8Ω x2 H:8Ω |
入出力コネクター | ノイトリックNL8MPRx2 |
外形寸法 | 幅394x高さ1,066x奥行362mm |
重量 | 47.3kg |