JBL 4860
¥450,000(1台、1988年頃)
解説
コンサートシリーズの中高域再生用スピーカーシステム。
4860は4860スピーカーファミリーのベースモデルです。
4860スピーカーファミリーには4860の他に4861、4862、4863という3種類のバリエーションがあり、それぞれユニット構成が違いました。
4860には、水平指向特性90゜のバイラジアルホーン2380Aと直径4インチのチタンダイアフラムを用いた2445Jを搭載しています。
エンクロージャーには隙間の無い高密度樺積層合板を採用しており、グラスファイバー強化プラスチックの表面処理を施すことで優れた耐久性を確保しています。また、上面・底面・側面は15゜のテーパー形状にカットされており、4847低域用スピーカーとも扇状アレイが構成できるため、マルチウェイ吊り下げ時に威力を発揮できます。
8個のフライング用埋め込み金具を装備しています。
コンサートシリーズには運搬用ロードケースや各種スピーカー取付用金具等の豊富な専用オプションがありました。
機種の定格
方式 | 1ウェイ・1スピーカー |
使用ユニット | 中高域用:ホーン型(2445J+2380A) |
周波数特性 | 500Hz~20kHz -10dB 800Hz~16kHz ±3dB |
インピーダンス | 16Ω |
許容入力(連続) | 150W |
最大出力音圧レベル(連続) | 132dB/m |
水平指向性 | 90゜ |
外形寸法 | 幅750x高さ630x奥行540mm |
重量 | 48kg |