JBL 4828
¥480,000(1台、1988年頃)
¥450,000(1台、1992年頃)
解説
コンサートシリーズの小型2ウェイスピーカーシステム。
4828はステージ用に開発された機種で、100゜x100゜と極めてワイドで均一な指向性を持っています。
低域には30cmコーン型ウーファー2204Hを搭載しています。
また、高域には2426Jコンプレッションドライバーと2344バイラジアルホーンを組み合わせたホーン型ユニットを搭載しています。
エンクロージャーには耐久性や耐水性に優れたグラスファイバー・コーティングが施されています。
4828は両側面が22.5゜のテーパー形状を採用しています。また、バッフル面をフロアに対して45゜/67.5゜に調整可能なため、フットライトに対応させることやサイド列モニターとしても仕様できます。
内部方式はバスレフ方式を採用しており、2344ホーンの裏に2つのバスレフ用ダクトを備えることでコンパクトサイズでありながら優れた低域特性を確保しています。
さらに、ホーン保護用にバンパーハンドルを採用しています。
キャビネット表面を保護する滑り止め脚を内蔵しています。
コネクターにはITTキャノンEP-8型オス・メス各1(バイアンプ仕様)を装備しています。
コンサートシリーズには運搬用ロードケースや各種スピーカー取付用金具等の豊富な専用オプションがありました。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式 |
ユニット | 低域用:30cmコーン型(2204H) 高域用:ホーン型(2426J+2344) |
再生周波数帯域 | 60Hz~20kHz -10dB 70Hz~17.5kHz ±3dB |
インピーダンス | LF:8Ω HF:16Ω |
許容入力(連続) | LF:300W(60Hz以上) HF:70W(800Hz以上) |
最大出力音圧レベル(連続) | 124dB/m |
外形寸法 | 幅638x高さ365x奥行384mm |
重量 | 29.5kg |