JBL 4825
¥480,000(1台、1988年頃)
解説
コンサートシリーズの小型2ウェイスピーカーシステム。
4825は音楽再生をはじめステージモニターやメディアプレゼンテーションなどの用途を想定して開発されました。
低域には30cmコーン型ウーファー2204Hを搭載しています。
また、高域には2426Jコンプレッションドライバーと2344バイラジアルホーンを組み合わせたホーン型ユニットを搭載しています。
エンクロージャーには耐久性や耐水性に優れたグラスファイバー・コーティングが施されています。
4825は両側面が22.5゜のテーパー形状を採用しています。また、2344ホーンの裏に2つのバスレフ用ダクトを備えており、コンパクトサイズでありながら優れた低域特性を確保しています。
さらに、ホーン保護用にバンパーハンドルを採用しています。
コネクターにはITTキャノンEP-8型オス・メス各1(バイアンプ仕様)を装備しています。
埋込型フライング用金具(6個)を備えています。
コンサートシリーズには運搬用ロードケースや各種スピーカー取付用金具等の豊富な専用オプションがありました。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式 |
ユニット | 低域用:30cmコーン型(2204H) 高域用:ホーン型(2426J+2344) |
再生周波数帯域 | 60Hz~20kHz -10dB 70Hz~17.5kHz ±3dB |
インピーダンス | LF:8Ω HF:16Ω |
許容入力(連続) | LF:300W(60Hz以上) HF:70W(800Hz以上) |
最大出力音圧レベル(連続) | 124dB/m |
外形寸法 | 幅360x高さ640x奥行460mm |
重量 | 29.5kg |