JBL 4612
¥250,000(1台、1982年発売)
解説
SR用及びMI用に開発されたキャバレー・シリーズのスピーカーシステム。
低域には20cmコーン型ウーファー2118Hを2個搭載しています。
このユニットはJBL独自の低歪率SFG磁気回路を採用するとともに、ロングボイスコイルと精緻な設計のサスペンション機構によってリニアリティを高めています。
高域にはホーン型トゥイーター2404Hを搭載しています。
このユニットにはバイラジアルホーンを採用しており、100゜x100゜という広いサービスエリアを実現するとともに高調波歪の発生を抑えています。
連続可変形のアッテネーターを搭載しています。
エンクロージャーは高耐久性を追求した構造となっており、19mm厚の硬質多層合板を使用し、ポリウレタン塗装で外装コーティングを施すことで強度を高めています。
また、輸送中にユニットやグリルグロスを保護するフロントカバーや、スタック使用時の積み重ねに便利な形状を持つポリカーボネート製のコーナーガード、持ち運び用の取っ手などを装備しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:20cmコーン型(2118H)x2 高域用:ホーン型(2404H) |
周波数特性 | 60Hz~21.5kHz |
指向性(水平x垂直) | 100゜x100゜ |
許容入力 | 400W(連続プログラム) |
インピーダンス | 8Ω |
音圧レベル | 97dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 3kHz |
エンクロージャー容積 | 28L |
外形寸法 | 幅546x高さ470x奥行260mm |
重量 | 20.4kg |