JBL 4429
¥260,000(1台、2009年8月発売)
解説
最新鋭コンポーネンツを搭載し、高い次元の音楽再現力を獲得したスピーカーシステム。
低域には30cmコーン型ウーファーである1200FE-8を搭載しています。
このユニットはプロジェクトK2 S5800に使用されている1200FEのインピーダンス8Ω仕様となっています。
振動板にはケブラーコンポジットコーンを採用しています。この振動板はパルプ材にケブラー繊維を混抄する事で振動板の強度を高め、さらにダンピング素材であるアクアプラスをコーティングが施されています。
また、フレームにはアルミダイキャストフレームを採用しています。さらに、低歪SFG(シンメトリカル・フィールド・ジオメトリー)磁気回路やアルミリボンエッジワイズ巻きボイスコイルなどを採用し、ハイパワードライブにも微動だにしない低歪高リアリティの低音域再生を実現しています。
高域には5.0cmドライバーユニット175Nd-3とHF/UHFコンビネーションホーンを組合せたホーン型ミッドレンジを搭載しています。
振動板にはアクアプラスコーティングが施されたピュアチタンダイアフラムを採用しています。
磁気回路にはネオジウムリングマグネットを採用しています。また、大きなバックキャビティ容積を持つ新型バックカバーなどの採用しています。
超高域にはJBL最小のマイクロ・コンプレッションドライバーである138NdとHF/UHFコンビネーションホーンを組合せたホーン型ツィーターを搭載しています。
振動板には超精密加工の1.9cmエッジ一体型ピュアチタン・ダイアフラムを採用しており、ネオジウムリングマグネットの採用によって豊かなサウンドパワーと高品位な音質を両立させています。
高域/超高域のホーンには一体構造のSonoGlass製コンビネーションホーンを採用しています。
一体化したコンビネーションホーンをキャビネット・バッフルにマウントする事でホーンの共振を抑え、コンプレッションドライバーの能力を最大限に引き出しつつキャビネットの剛性も高めています。
ネットワーク部はセパレートネットワークを採用しており、低域用と中高域以上用にネットワーク回路を分離独立させています。
デバイスには空芯コイルや高品位フィルムコンデンサ、内部配線などの主要パーツをグレードアップしています。
高域と超高域には連続可変式アッテネーターを搭載しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
板材には25ミリ厚の高剛性MDF材を使用しています。また、左右対称のツインバスレフポートにはラウンド加工を施すことでポートの息づきを抑えています。
外観は伝統のモニターブルーのロアーバッフルとウォルナット天然木突板仕上げが施されています。
入力端子にはバイワイヤリング接続にも対応した金メッキスピーカーターミナルを採用しています。
別売りオプションとして専用のスピーカースタンドがありました。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:30cmコーン型(1200FE-8) 高域用:5.0cmドライバー(175Nd-3)+ホーン 超高域用:1.9cmドライバー(138Nd)+ホーン |
周波数特性 | 38Hz~45kHz -6dB |
インピーダンス | 6Ω |
出力音圧レベル | 91dB/2.83V/m |
許容入力 | 200W(RMS) |
クロスオーバー周波数 | 800Hz、7kHz |
外形寸法 | 幅400x高さ635x奥行338mm(グリル含む) |
重量 | 32.3kg |
別売 | スピーカースタンド JS-350A(1台、¥38,000) |