JBL 4380A(4380)
¥312,100(1台、1973年頃)
¥250,000(1台、1978年頃)
解説
比較的広いホールや講堂、公会堂でのスピーチ、音楽再生のPA用やフォールドバック用に開発されたコリニア・アレー型スピーカーシステム。
低域用として20cmコーン型フルレンジユニット2110を4個搭載しており、高域には13cmコーン型フルレンジユニットである2105を2個搭載しています。また、効果的な拡散を図るため、2105の前面には音響レンズ2325を装備しています。
エンクロージャーのユニットレイアウトにはコリニア・アレー型を採用しており、上下に2110を2個ずつ、中心部に2105を2個並べることで、低域と中域が効果的にオーバーラップするようデザインされています。
外観はグレー仕上げとなっており、ブラックのグリルが取り付けられています。
※1975年頃のカタログでは4380と表記されており、4380と4380Aは同一機種かと思われます。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・4スピーカー・密閉方式・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:20cmコーン型(2110)x4 高域用:13cmコーン型(2105)x2 その他:ホーンレンズ(2325) |
再生周波数帯域 | 55Hz~15kHz |
クロスオーバー周波数 | 1.5kHz |
指向性 | 90゜(水平)x20゜(垂直) |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 99dB(新JIS) |
許容入力 | 100W |
エンクロージャー容積 | 93.5L |
外形寸法 | 幅362x高さ1,213x奥行289mm |
重量 | 37kg(1975年以降のカタログ記載) 35kg(1973年のカタログ記載) |