JBL 4350A/4350WXA
※1975年発売
4350A:¥800,000(1台、1978年頃)
4350WXA:¥850,000(1台、1978年頃)
解説
4ウェイの大型スタジオモニタースピーカーシステム。
低域には38cmコーン型ウーファー2231Aを2個、中低域には30cmコーン型ウーファー2202Aを搭載しています。
中高域には音響レンズ2308とエクスポネンシャルホーン2311、ドライバー2440を組み合わせたホーン型ミッドレンジを搭載しています。
高域にはホーン型トゥイーター2405を搭載しています。
ネットワーク部はクロスオーバー周波数250Hzにおける2チャンネルマルチアンプドライブ方式を採用しています。このため、接続には別売のチャンネルディバイダー5234とフィルター基板52-5121(ステレオ使用時は2枚)が必要です。250Hz以上の帯域の分割などは内蔵のネットワークで行っています。
また、高域用のホーン型トゥイーターはフロントパネルのボリューム式アッテネーターでレベル調整が可能です。
最適な音源位置を得るため、トゥイーターとホーンドライバーは左右の入替えが可能です。
鉄製補強金具で逆さに吊るすことも出来ます。
外観は2種類のバリエーションがあり、4350Aはグレー仕上げとブラックグリル、4350WXAはウォルナット仕上げとブルーグリルが採用されています。
機種の定格
方式 | 4ウェイ・5スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
ユニット | 低域用:38cmコーン型(2231A)x2 中低域用:30cmコーン型(2202A) 中高域用:ホーン型(2308+2311+2440) 超高域用:ホーン型(2405) |
再生周波数帯域 | 30Hz~20kHz ±3dB |
クロスオーバー周波数 | 250Hz、1.1kHz、9kHz |
指向性(水平x垂直) | 60゜x30゜(12kHz) |
インピーダンス | 250Hz以下:4Ω 250Hz以上:8Ω |
出力音圧レベル | 95.5dB(新JIS) |
許容入力(RMS) | 250Hz以下:200W 250Hz以上:100W |
エンクロージャー容積 | ウーファー:269L ミッドウーファー:45.3L |
外形寸法 | 幅1,210x高さ889x奥行508mm |
重量 | 110kg |
別売 | チャンネルディバイダー 5234(¥120,000) フィルター基板 52-5121(¥5,000) |