JBL 4340/4341
1974年発売
4340:¥721,000(1台、1975年頃)
4340WX:¥793,000(1台、1975年頃)
4341:¥739,000(1台、1975年頃)
4341WX:¥791,000(1台、1975年頃)
解説
4350の開発技術を継承した4ウェイスピーカーシステム。
4340はマルチアンプ方式、4341はネットワーク方式を採用しています。
低域には38cmコーン型ウーファー2231Aを搭載し、中低域には25cmコーン型ウーファー2121を搭載しています。
また、中高域にはドライバー2420とエクスポネンシャルホーン2307、音響レンズ2308を組み合わせたホーン型ミッドレンジを搭載し、高域にはホーン型トゥイーター2405を搭載しています。
各ユニットにはアルニコVマグネット、エッジ巻きリボンボイスコイル、ギャップなどを採用しています。また、中低域用ユニット2121は4340/4341用に新開発されたもので、磁束密度10,000gauss、重量2.9kgの強力マグネットアッセンブリーを採用することで音質向上を図っています。
指向特性は16kHzにおいて水平60゜、垂直30゜となっています。
中低域、中高域、高域のレベル調整をフロントパネルから行えます。
マルチアンプ方式で使用する4340はパワーアンプの他に、ディバイダー5231または5232と、フィルター基板52-5140が必要です。
それぞれにグレー仕上げとウォルナット仕上げの2種類のバリエーションがありました。
機種の定格
方式 | 4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型 | ||
使用ユニット | 低域用:38cmコーン型(2231A) 中低域用:25cmコーン型(2121) 中高域用:ホーン型(2420+2307+2308) 高域用:ホーン型(2405) |
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周波数特性 | 35Hz~20kHz ±3dB | ||
許容入力 (連続プログラム) |
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インピーダンス | 8Ω | ||
音圧レベル(新JIS) | 93dB | ||
クロスオーバー周波数 | 300Hz、1.25kHz、9.5kHz | ||
エンクロージャー内容積 | 156liters | ||
外形寸法 | 幅600x高さ950x奥行500mm | ||
重量 | 4340:72kg 4341:73kg |