
JBL 4332/4333
1974年発売
4332:¥513,000(1台、1975年頃)
4332WX:¥535,000(1台、1975年頃)
4333:¥559,000(1台、1975年頃)
4333WX:¥581,000(1台、1975年頃)
解説
4330/4331に高域用ユニットを追加した3ウェイスピーカーシステム。
4332はマルチアンプ方式、4333はネットワーク方式を採用しています。
低域にはコーン紙の密度や質量を改善した38cmコーン型ウーファー2231Aを搭載しています。
中域にはドライバー2420とエクスポネンシャルホーン2312、音響レンズ2308を組み合わせたホーン型ミッドレンジを搭載しています。
ドライバー2420はセンターポールピースに純銀のコーティングを施し、インピーダンスのコントロールリングとして動作させ、スムーズな高音域特性を維持させています。
さらに、ホーンの形状を長くしたことによって低い周波数でのアバレを抑え、ウーファーとのつながりを自然なものにしています。
高域にはホーン型トゥイーター2405を搭載しています。
指向特性は16kHzにおいて水平90゜、垂直30゜となっています。
マルチアンプ方式で使用する4332はパワーアンプの他に、ディバイダー5231または5232と、フィルター基板52-5123が必要です。
それぞれにグレー仕上げとウォルナット仕上げの2種類のバリエーションがありました。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 | ||
使用ユニット | 低域用:38cmコーン型(2231A) 中域用:ホーン型(2420+2312+2308) 高域用:ホーン型(2405) |
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周波数特性 | 35Hz~20kHz ±3dB | ||
許容入力 (連続プログラム) |
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インピーダンス | 8Ω | ||
音圧レベル(新JIS) | 93dB | ||
クロスオーバー周波数 | 800Hz、8.5kHz | ||
エンクロージャー内容積 | 127liters | ||
外形寸法 | 幅600x高さ780x奥行510mm | ||
重量 | 4332:45kg 4333:47kg |