JBL 4330/4331
1974年発売
4330:¥420,000(1台、1975年頃)
4330WX:¥443,000(1台、1975年頃)
4331:¥488,000(1台、1975年頃)
4331WX:¥511,000(1台、1975年頃)
解説
録音スタジオ、放送局、ホールなどの再生モニターやミックスダウン用に開発された2ウェイスピーカーシステム。
4330はマルチアンプ方式、4331はネットワーク方式を採用しています。
低域にはコーン紙の密度や質量を改善した38cmコーン型ウーファー2231Aを搭載しています。
高域にはドライバー2420とエクスポネンシャルホーン2312、音響レンズ2308を組み合わせたホーン型ユニットを搭載しています。
ドライバー2420はセンターポールピースに純銀のコーティングを施し、インピーダンスのコントロールリングとして動作させ、スムーズな高音域特性を維持させています。
さらに、ホーンの形状を長くしたことによって低い周波数でのアバレを抑え、ウーファーとのつながりを自然なものにしています。指向特性は音響レンズを組み合わせたことにより12kHzで水平60゜、垂直30゜となっています。
マルチアンプ方式で使用する4330はパワーアンプの他に、ディバイダー5231または5232と、フィルター基板52-5123が必要です。
それぞれにグレー仕上げとウォルナット仕上げの2種類のバリエーションがありました。
機種の定格
| 方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 | ||
| 使用ユニット | 低域用:38cmコーン型(2231A) 高域用:ホーン型(2420+2312+2308) |
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| 周波数特性 | 35Hz~15kHz ±3dB | ||
| 許容入力 (連続プログラム) |
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| インピーダンス | 8Ω | ||
| 音圧レベル(新JIS) | 93dB | ||
| クロスオーバー周波数 | 800Hz、6kHz | ||
| エンクロージャー内容積 | 127liters | ||
| 外形寸法 | 幅600x高さ780x奥行510mm | ||
| 重量 | 4330:43kg 4331:44kg |
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