JBL 4312
¥143,000(1台、1982年発売)
¥153,000(1台、1983年頃)
解説
世界中のスタジオや放送局で圧倒的な評価を得ると共に、ホームユースとしても活躍した4311Bの後継機にあたるスピーカーシステム。
低域には30cmコーン型ウーファー2213Hを搭載しています。
このユニットは低歪率なSFG磁気回路とランサプラスコーティーングコーン紙を組み合わせた構成となっています。また、リブ付きのアルミ・ダイキャストフレームによって機械的な強度も得ています。
中域には13cmコーン型スコーカーLE5-12を搭載しています。
高域には3.6cmコーン型のダイレクトラジエーターLE25-2を搭載しています。
中域用と高域用にそれぞれレベルコントロールを搭載しています。
これらのレベルコントロールはグリルを装備したままの状態で調整が行えます。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しており、外観はウォルナットのオイル仕上げが施されています。
また、ユニットレイアウトには左右対称のミラー・イメージペア構成を採用しており、音像定位を改善しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
ユニット | 低域用:30cmコーン型(2213H) 中域用:13cmコーン型(LE5-12) 高域用:3.6cmコーン型(LE25-2) |
再生周波数帯域 | 45Hz~15kHz ±3dB |
指向性(水平・垂直) | 90゜ |
クロスオーバー周波数 | 1.5kHz、6kHz |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 91dB/W/m |
許容入力 | 80W(連続プログラム) |
エンクロージャー容積 | 40L |
外形寸法 | 幅362x高さ597x奥行302mm |
重量 | 20kg |