JBL 4206
¥96,000(2台1組、1992年頃)
解説
コンソールトップモニターとしてJBLのプロフェッショナル技術を投入して開発されたスピーカーシステム。
低域には16.5cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットはロングトラベル設計によってパワーコンプレッションを抑えたリニアな出力特性を実現しています。
高域には2.5cmドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板にはピュアチタンダイアフラムを採用しており、前面部にダイアフラムのプロテクターを兼ねた音響レンズを装備することで優れた高域特性を実現しています。
フロントバッフルにはマルチラジアルバッフルを採用しており、ツィーターの音軸を水平にするとともにウーファーの音軸をやや上向きにした3次曲面で構成されています。これにより音軸を平均的リスニングポジションである1m~1.5mに集中させ、高次元の音像定位と音場感を実現しています。
また、ユニットのインライン配置やフラッシュマウント化など、正確な音像定位のための設計を随所に採用しています。
エンクロージャーはリアバスレフ方式を採用しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
ユニット | 低域用:16.5cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
周波数帯域 | 65Hz~20kHz ±2dB 42Hz~21kHz -10dB |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 87dB/W/m |
許容入力(ピンクノイズ) | 75W(連続) 300W(ピーク) |
クロスオーバー周波数 | 2.8kHz |
外形寸法 | 幅229x高さ390x奥行304mm |
重量 | 6.8kg |