JBL 120Ti
¥188,000(1台、1984年頃)
解説
Tiシリーズのブックシェルフ型スピーカーシステム
低域にはアクアプラス複合コーンによる30cmSFGウーファーを採用しています。
中域には13cm特殊ポリプロピレンコーンユニットの104Hを搭載しています。
ポリプロピレンをベースに、特殊な充填剤によって大幅に合成を高めながら、ポリプロピレンと同じ内部損失を維持しています。
高域にはピュアチタンダイアフラムを用いた044Tiトゥイーターを搭載しています。
高圧窒素ガスの過流を吹き付けるという独自の技術によって25ミクロン厚のドーム成型を実現しており、日本の折り紙細工にヒントを得たダイヤモンドエッジパターンと補強リブを組合わせて優れたレスポンスを獲得しています。
中域と高域にそれぞれ2段切換えのスイッチ式レベルコントロールを搭載しています。
エンクロージャーは高密度パーチクルボード製で、天然チーク仕上げとなっています。
また、グリル枠での反射によるレスポンスの乱れを防ぐため、独自のフローティング構造を用いたフローリンググリルを採用しています。
機種の定格
| 方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
| 使用ユニット | 低域用:30cmコーン型(128H-1) 中域用:13cmコーン型(104H) 高域用:ドーム型(044Ti) |
| 周波数特性 | 35Hz~27kHz -6dB |
| 許容入力(ピンクノイズ) | 150W |
| インピーダンス | 8Ω |
| クロスオーバー周波数 | 900Hz、4kHz |
| 出力音圧レベル | 89dB/W/m |
| 外形寸法 | 幅362x高さ622x奥行310mm |
| 重量 | 25.5kg |