オーディオの足跡

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1000 Array BGの画像
 解説 

Project Arrayシリーズのフロア型スピーカーシステム。

Project Arrayシリーズでは新発想のバーティカルホーンを採用しています。
大型バイラジアルホーンを収めたホーンモジュールを上部に直接マウントしてバッフルを用いずにホーンを自由空間に露出させており、さらに垂直配置とする事で水平方向の音の回折効果を最大限に利用し、中域から高域にかけて広いサービスエリアを確保しています。
また、バーティカルHFホーンの上部にUHF(超高域)ホーンを一体化したコンビネーションホーン構造を採用しており、両ホーンの横幅を揃える事で中域から超高域までスムーズにつながった一体化のある空間再現を可能にしています。
ホーンとホーンキャビネットにはJBL独自の高比重・高剛性素材であるSonoGlassを採用しており、十分な強度を確保する事で不要共振による音のカラーレーションを抑えています。

高域用ドライバーユニットには175Nd-3を搭載しています。
このユニットは振動板にアクアプラスコーティングを施した50mmチタンダイアフラムを採用しています。また、磁気回路にはネオジウムリングマグネットを使用しています。

超高域用ドライバーユニットには045Ti-1を搭載しています。
振動板には25mmピュアチタンダイアフラムを採用しており、磁気回路にはネオジウムマグネットを使用しています。

低域には25cmコーン型ウーファーであるArray10を搭載しています。
振動板には高分子ポリマーコーティング・コーンを採用しており、低歪SFG磁気回路やアルミダイキャストフレームなどのJBLの技術を投入しています。また、コーン紙の振動を利用して磁気回路を空冷するセンターポールベント構造によってボイスコイルの発熱による磁気減衰を抑えています。

エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
このエンクロージャーはラウンド形状とする事でバーティカルホーンの音場再現能力を引き出しています。板材にはMDFを採用しています。
外観はブラックウッド・グロス仕上げが施されています。

Project Arrayシリーズは各モデルの特性を揃え、厳格なトーンマッチングを行う事で統一感のある音色と一体感のある音声再現を可能にしています。

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型
使用ユニット 低域用:25cmコーン型(Array10)
高域用:ホーン型(175Nd-3 + SonoGlassホーン)
超高域用:ホーン型(045Ti-1 + SonoGlassホーン)
周波数特性 35Hz~40kHz -3dB
インピーダンス
出力音圧レベル 89dB/2.83V/m
許容入力 200W
クロスオーバー周波数 900Hz、8kHz
外形寸法 幅311x高さ1,105x奥行432mm
重量 32.0kg