オーディオの足跡

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5234の画像
 解説 

デュアルチャンネル(ステレオ)の2ウェイ分割または、シングルチャンネル(モノラル)の3ウェイ分割に用いるチャンネルディバイダー。

遮断特性は12dB/octで、連続可変型の高域レベルコントロールを備えています。

クロスオーバー周波数は別売のフィルター基板を挿入して決定します。
通常使用する7種類の周波数についてはそれぞれの基板があり、その他の周波数については52-5120ブランクカードを使用します。
52-5120ブランクカードは、別表に示すコンデンサーや抵抗の取り付けによって任意の周波数が設定できます。使用するパーツは誤差5%未満のマイラーコンデンサーと1/4ワット・誤差5%未満の抵抗が推奨されています。
5234ではステレオ再生用として各カードにつき2枚必要です。

フィルター基板は初期は12dB/octの52シリーズのみが販売されていましたが、その後18dB/octの51シリーズも販売されました。

1EIA標準ラックに収納が可能です。

機種の定格
型式 チャンネルディバイダー
クロスオーバー周波数 プラグインモジュール式(別売)
減衰特性 12dB/oct
全高調波歪率 0.5%(20Hz~20kHz、定格出力時)
周波数特性 20Hz~20kHz ±0.5dB
SN比 90dB
利得 0dB(パスボード使用)
定格出力 6.2V
入力インピーダンス 50kΩ
出力インピーダンス 47Ω
電源 AC120V/240V、50Hz/60Hz
外形寸法 幅483x高さ44x奥行194mm
重量 3kg
別売
ディバイディングネットワーク 52-5120(¥4,500)
52-5121(¥5,000)
52-5122(¥5,000)
52-5123(¥5,000)
52-5124(¥5,000)
52-5125(¥5,000)
52-5127(¥5,000)
52-5140(¥5,000)
51-5130(¥6,000)
51-5132(¥6,000)
51-5133(¥6,000)
51-5145(¥6,000)

クロスオーバーフィルター基板
型番 クロスオーバー周波数
52-5121 250Hz、12dB/oct
52-5122 500Hz、12dB/oct
52-5123 800Hz、12dB/oct
52-5124 1.2kHz、12dB/oct
52-5125 5kHz、12dB/oct
52-5127 7kHz、12dB/oct
52-5140 スタジオモニター4343専用、300Hz、12dB/oct
52-5120 ブランクフィルター基板、12dB/oct
周波数 コンデンサー 抵抗
50Hz
70Hz
100Hz
200Hz
300Hz
400Hz
600Hz
700Hz
900Hz
1kHz
1.1kHz
1.5kHz
2kHz
2.5kHz
0.22μF
0.22μF
0.22μF
0.12μF
0.082μF
0.055μF
0.039μF
0.032μF
0.027μF
0.022μF
0.022μF
0.012μF
0.012μF
0.0082μF
10kΩ
7.5kΩ
4.7kΩ
4.7kΩ
4.7kΩ
5.1kΩ
4.7kΩ
5.1kΩ
4.7kΩ
5.1kΩ
4.7kΩ
6.2kΩ
4.7kΩ
5.6kΩ
51-5130 ブランクフィルター基板、18dB/oct
51-5132 500Hz、18dB/oct
51-5133 800Hz、18dB/oct
51-5145 290Hz、18dB/oct