オーディオの足跡

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SE408Sの画像
 解説 

40Wx2の出力を持つシリコントランジスタパワーアンプ。
SE400Sとは内部の仕様はほぼ同じとなっています。
主に、スピーカーキャビネットや棚等にはめ込んで使用するため、カバーが無い構造となっています。

表面のパネルはトランジスタの放熱器も兼ねた設計となっています。

Energizerと呼ばれる方式が採用されています。
この方式では、内部にプリント配線ボードがあり、この基板は、JBLのスピーカーシステムに応じて数種類の回路が用意されており、挿しかえることによりパワーアンプとスピーカーを含めた周波数特性(型番によってはダンピングファクターも)を、理想特性にコントロールするイコライザーともなっています。

JBLの一部のスピーカーには、エンクロージャー背面にSE408をはめ込むため、切りかけが設けられています。

機種の定格
型式 ステレオパワーアンプ
実効出力 40W+40W(8Ω)
周波数帯域 3Hz~20000Hz
入力感度 0.8~3V
S/N比 90dB
全高調波歪率 0.15%(40W)
ダンピングファクター 27(8Ω)
使用半導体 トランジスタ:22個
ダイオード:20個
外形寸法 幅378x高さ110x奥行160mm