
JBL 6006B
¥197,100(1台、1975年頃)
解説
プロフェッショナルシリーズのモノラルパワーアンプ。
入力端子は標準の50kΩ不平衡タイプとなっていますが、アクセサリーの5195を装備することで15kΩブリッジあるいは600Ωマッチング平衡入力に変更できます。
出力トランスは70.7Vと8Ω、16Ω接続用のタップを備えています。
また、スタジオ用としてより広い周波数特性と低歪率特性で使用する場合は出力トランスにバイパス回路を設け、4Ωのダイレクト出力で使用します。
出力端子のショートや負荷のミスマッチ、低周波での誘導負荷、過大入力、ホワイトノイズ、過熱、設置ミスなどのあらゆるトラブルからアンプを保護する保護回路を搭載しています。
250Hzのローカットフィルターを搭載しており、リアパネルからON/OFFの切換ができます。
フロントパネルはライトグレーのつや消し焼付けエナメル仕上げが施されています。
5EIA標準ラックスペースに取り付けできます。
機種の定格
型式 | モノラルパワーアンプ |
定格出力 | 60W RMS(40Hz~12kHz) |
定格入力 | 0.7V |
全高調波歪率 | 1.0%以下(定格出力時) |
混変調歪率 | 2%以下(60W RMS) 1%以下(10W RMS) 1%以下(0.15W RMS) |
S/N | 85dB以上(60W以下) |
出力インピーダンス | 内蔵トランス端子:8Ω、16Ω、70.7V ダイレクト:4Ω |
外形寸法 | 幅483x高さ222x奥行254mm |
重量 | 17kg |