INFINITY Reference 61i
¥120,000(1台、1997年頃)
解説
Reference iシリーズ最上位のフロア型スピーカーシステム。
低域には21cmコーン型ウーファーを2個搭載し、中域には13cmコーン型ミッドレンジを搭載しています。
これらのユニットの振動板にはAPGコーンを採用しています。この振動板は、カーボンとポリプロピレンの優れた内部損失と、IMG(射出成型グラファイト)の硬さを合わせ持ち、通常のペーパーコーンに比べ、同重量で70%も硬く、また同硬度では30%も軽いという特徴を持っています。これにより、色づけや振動、ブレイクアップモードなどによって引き起こされる歪を減らし、瞬時に反応する軽量コーンを実現しています。
高域にはAPGコーティングされた2.5cmソフトドーム型トゥイーターを搭載しています。
ネットワーク部は、徹底したリスニングテストによって音楽信号の統一性と効率を引き出すよう設計されています。
エンクロージャーは背面にポートを設けたバスレフ設計となっています。
また、外観には木目の美しいチャッツワース・オーク仕上げが施されています。
高密度圧縮材料のキャビネットから、コンデンサー、配線材量、吸音材、スピーカー端子にいたるまで、厳選したパーツを採用しています。
フロアスタンディング用のスパイクが付属しています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:21cmコーン型x2 中域用:13cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
周波数帯域 | 35Hz~25kHz |
推奨アンプ出力 | 35W~200W |
出力音圧レベル | 92dB/2.83V/m |
クロスオーバー周波数 | 350Hz、3kHz |
インピーダンス | 6Ω |
外形寸法 | 幅270x高さ1,070x奥行330mm |
重量 | 22.0kg |
付属 | スパイク |