オーディオの足跡

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Reference 2000.5の画像
 解説 

Reference2000シリーズのトールボーイ型スピーカーシステム。

低域には16cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットにはLMT(Lenear Motor Technology)を採用しており、強力なリニアマグネチックフィールドに満たされた長いギャップ内にすっぽり収まるボイスコイルによって非常に長く直線的なコイルの動きを実現しています。これにより低歪、高出力が可能となり、大型ウーファーの性能に近づけています。
また、コーンとエッジが分子レベルで一体となった特殊構造を採用することで、安定した均一な性能と音質、耐久性を獲得しています。

高域にはシルクダイアフラムを用いた2.5cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
ユニット前面に楕円型ウェーブガイドを装備することで指向特性を改善しています。

エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しており、広い面積を持つ大型のダクトを垂直に設置した構造となっています。底部から放出することで低音エネルギーの自然な流れを生み出し、壁や家具の影響を受けにくくしています。また、端にはフレアを設け、ノイズを引き起こす要因となる乱気流を防止しています。
さらに、リファレンス2000シリーズのトールボーイ型スピーカーではAcoustic Resonance Control Filter(共鳴制御フィルター)を採用しています。このフィルターはベースダクトを取り巻く特殊構造のバッフルで作られており、エンクロージャーの共鳴と中高音域の定在波を抑え、さらに低音域ではエンクロージャーの機能を引き出しています。

特製リバーシブルスクリューフットが付属しています。
このフットは一方は尖り、一方は丸くなっています。尖った方は厚めのカーペット用やカーペットの下の床が磨き仕上げされていない場合に使用し、丸い方は磨き仕上げされた床にしかれた薄手のカーペット上の設置に最適となっています。
さらに丸い方には柔らかいプラスチックキャップが取り付けられるようになっており、床を傷つけずに設置できます。

機種の定格
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型
使用ユニット 低域用:16cmコーン型
高域用:2.5cmドーム型
周波数特性 38Hz~20kHz
入力インピーダンス
出力音圧レベル 90dB/2.8V/m
最大出力レベル 111dB
推奨アンプ出力 15W~175W
外形寸法 幅190x高さ902x奥行365mm
重量 15.2kg
付属 特製リバーシブルスクリューフット