INFINITY InfiniTesimal
¥59,800(1台、1981年頃)
解説
Infinityの音を手軽に楽しめる小型設計のスピーカーシステム。
低域には12.5cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットにはワトキンス・デュアルドライブ方式を採用しています。この方式はインピーダンスの異なる2つのボイスコイルによる独自のデュアルボイスコイルで構成されています。そして、1番目のボイスコイルがfoに近づいた時に2番目のボイスコイルが徐々に引き継ぎ、周波数特性をフラットにし、低域共振周波数(fo)の問題解消を図っています。また、この方式ではインピーダンスカーブが一層フラットになるため、アンプも低出力でハイパワーを出すことが可能です。
振動板にはポリプロピレンを採用しており、紙コーンに比べてコーンの波打ち現象やたわみを低減し、音の濁りを低減しています。
高域にはインフィニティ独自のEMIT(Electro Magnetic Induction Tweeter)を搭載しています。
このユニットはサマリウムコバルトで超薄型・超軽量のプラスチックダイヤフラムをサンドイッチした全面駆動型となっており、32kHzまでの超高域再生を実現しています。また、60゜の角度でも-2dB(20kHz)という優れた水平指向特性を持っています。
機種の定格
| 方式 | 2ウェイ・2スピーカー・ブックシェルフ型 |
| 使用ユニット | 低域用:12.5cmコーン型 高域用:平面型(EMIT) |
| 周波数特性 | 65Hz~32kHz |
| 入力インピーダンス | 4Ω |
| 出力音圧レベル | 83dB/W(1m) |
| クロスオーバー周波数 | 3kHz |
| 外形寸法 | 幅160x高さ280x奥行130mm |
| 重量 | 11.2kg |
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