オーディオの足跡

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Citation 17の画像
 解説 

オーディオイコライザーを搭載したコントロールアンプ。

スライド式5素子によるオーディオイコライザーを搭載することで、従来のトーンコントロールよりも厳密な補正を可能にしています。
イコライザー部には、正確なf特と高いS/N比を得るため、アクティブ・ネットワークが使用されています。

フィルターは12dB/octという急峻なカーブでカットするサブソニックフィルターが働いています。

付属コードにより、前面パネルで2系統のスピーカー切替えが可能です。

Citation17SはCitation17からオーディオイコライザーを省略した構成となっています。
また、Citation17には2種類のカラーバリエーションがありました。

Citation17のボリュームは、製造時期によって異なるものが使用されているようです。
1977年のカタログではボリュームには32ポジションのアッテネーターを使用していると記載されており、1979年のカタログではディテント式4連ボリュームを使用していると記載されています。

機種の定格
型式 コントロールアンプ
入力感度/インピーダンス Phono1、2:2.8mV/47kΩ
Tuner、Aux1、2、3:200mV/20kΩ
出力端子 Tape out1、2
Output1、2:2V(定格)、14V(最大)
周波数特性 RIAA:20Hz~20kHz ±0.25dB
High level:5Hz~125kHz ±0.5dB
高調波歪率 0.001%以下(2V出力時)
混変調歪率 1.0V(基準)
10.0V(最大)
Phono最大許容入力 180mV以上(1kHz)
オーディオイコライザー 50Hz:±9dB
150Hz:±12dB
700Hz:±12dB
3kHz:±12dB
8kHz:±10dB
フィルター 8kHz、-12dB/oct
20Hz、-12dB/oct
SN比 Phono:78dB
High level:92dB
付属機構 テープモニタースイッチ(2系統)
テープダビングスイッチ
スピーカー切換スイッチ
ヘッドホン端子
消費電力 21W
外形寸法 幅406x高さ120x奥行305mm
重量 9kg