オーディオの足跡

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Citation 16Aの画像
 解説 

Citation16をベースに改良を加えることで完成度を高めたステレオパワーアンプ。

NFBの弊害である過渡歪成分を最大出力レベルより-80dB以下に抑えることに成功しています。

カレントミラー回路に新たに加えられたドライバー用ヒートシンカー、ダーリントン・トランジスタの使用によるバイアス回路の改良などにより、音質の改善を図っています。

全ドライバー段は差動増幅によるA級対称型コンプリメンタリー回路となっており、スルーレート30V/μsecで動的信号の再生に影響を与えるTIMの発生を抑えています。
Citation16Aは、最も頻繁に使用される出力2.5WまでをA級増幅としています。

左右独立2電源方式を採用しています。

LED方式のピークレベルインジケーターを搭載しています。このレベルメーターは出力に応じて感度切換スイッチをレベルセットできます。

Citation16SはCitation16Aからピークレベルインジケーターを省略したモデルです。

機種の定格
型式 ステレオパワーアンプ
実効出力(両ch駆動) 150W+150W RMS(20Hz~20kHz、8Ω、THD0.05%以下)
出力帯域幅 5Hz~45kHz(75W、両ch駆動、8Ω、THD0.05%以下)
周波数特性 4Hz~120kHz(THD 0.05%以下)
スルーレイト 30V/μsec
全高調波歪率 0.05%以下(250mW~150W、両ch駆動、8Ω)
混変調歪率 0.05%以下(250mW~150W)
SN比 100dB以上(150W出力時)
ダンピングファクター 300以上(8Ω)
入力インピーダンス 10kΩ
入力感度 1.25V(150W)
矩形波立ち上がり時間 3μsec以下
外形寸法 幅483x高さ235x奥行356mm
重量 24.9kg