HARBETH HLCompact
¥118,000(1台、1987年発売)
解説
					アラン・ショーが、ダドリー・ハーウッドからハーベス社を受け継ぎ最初に開発したスピーカーシステム。
					
					低域には20cmコーン型ウーファーを搭載しています。
					コーンに新素材TPXを採用しています。HL TypeIVにも採用されたこの素材はセルフダンピングに優れた軽量の熱可塑性物質でしたが加工が難しいという難点を持っていました。ハーベスではこれを克服して振動板に採用しています。
					ユニット中央には、長い突起状の音響レンズが取り付けられています。
					
					高域には2.5cmハードオーム型ツィーターを搭載しています。
					振動板にはアルミダイアフラムを採用しています。
					
					エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
					設計にはコンピューター解析を駆使し、バスレフポートを設計・採用しています。
      				外装は天然チーク材を用いた仕上げとなっています。
      				
					スピーカー端子はバイ・ワイヤリングに対応しています。
					
					右ユニットと左ユニット、ウーファーとトゥイーターなど、HLコンパクトを組みあげるプロセスで、一つ一つの特性をチェックし、ベスト・マッチングするものとペアを組ませて出荷されていました。
					
					別売りで専用スタンドがありました。
			
機種の定格
| 方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 | 
| 使用ユニット | 低域用:20cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型  | 
					
| 再生周波数帯域 | 60Hz~20kHz±3dB | 
| ペアー・マッチング | 150Hz~10kHz±0.75dB | 
| 出力音圧レベル | 87dB/W/m | 
| インピーダンス | 8Ω | 
| 外形寸法 | 幅273x高さ525x奥行287mm | 
| 重量 | 13kg | 
| 別売:スピーカースタンド(1台、¥18,000) | |
| 外形寸法 | 幅330x高さ400x奥行370mm |