オーディオの足跡

HL-P3ES-2の画像
 解説 

HL-P3ESに改良を加えることで誕生したスピーカーシステム。

低域には11cm口径のポリプロピレン・コーン型ウーファーを採用しています。
2.5cmアルミ・ボイスコイルを採用し、ダイキャスト・シャーシにマウントされています。また、エッジには低損失素材を使用しています。

高域には1.9cm口径のアルミニウムダイアフラムを用いたハード・ドーム型トゥイーターを採用しています。
磁性オイルの塗布によって高温時にも安定した再生能力を保持できるフェロフルード・クーリング処理を施し、エッジに剛性樹脂を使用することでより正確な再現性を獲得しています。

ネットワークの設計にはLS3/5aと同様の技術を投入しており、さらに人間の肉声の再現性を大切にした試聴の繰り返しによって聴感上のスムーズネスを練り上げる独自の手法が用いられています。
低域ユニットをトゥイーターよりわずかに後方へ配置することでクロスオーバー・ポイント付近における位相特性や軸上のパワー・レスポンスの最適化を図っています。

スピーカーターミナルはバナナプラグ対応のものを採用しており、さらにバイワイヤリング接続可能となっています。

エンクロージャーは、とりわけ木材のダンプにングと応答性のチューニングに多くの時間をかけ、分析と試行錯誤をふまえて小型スピーカーの理想を追求しています。さらに、密閉型エンクロージャーにおける音のふるまいをコンピューター解析に基いて研究史、HL Compact 7ES-2などのミドル・サイズ・システムでもエンクロージャー設計のベースとなっているSuperTunedStructureを継承して設計されています。
バッフルは端での音波回折を抑えるラウンド・バッフルを採用しており、さらにジャージ素材のグリルをフロント・バッフルに埋め込むことによって音波伝播の最適化を図るSuperGrilleの手法を取り入れています。
外装はチェリー仕上げとなっています。

機種の定格
方式 2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型・防磁型
使用ユニット 低域用:11cmコーン型
高域用:1.9cmドーム型
再生周波数帯域 75Hz~20kHz ±3dB
クロスオーバー周波数 3.2kHz(18dB/oct)
出力音圧レベル 83dB/W/m
インピーダンス
最大入力 50W(プログラム)
推奨アンプ入力 25W~120W
外形寸法 幅188x高さ305x奥行198mm
重量 5.9kg