オーディオの足跡

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FT3RPの画像
 解説 

RP方式を用いた平面型ツィーターユニット。

RP方式は平面コイル振動板を用いた導電型の電気音響変換方式を一種です。RPはRegular Phaseの略称で振動板の全面が同一の位相で動く全面駆動方式となっています。
基本構造は同じ極同志を対向させた一対の磁気回路の間に極めて薄い高密度平面コイル振動板を特殊な支持方式で保持しており、振動板全体が均一に駆動されるようになっています。振動系の質量が小さく、均一に駆動されるため、コンデンサ型の音質と動電型の力強さ、ダイナミックレンジの広さを兼備した音質となっています。

RP方式の特長としては、特性がフラットで伸びの良い高音が得られる、歪が極めて少ない、過渡特性が良い、指向特性の良いものが作れる、高域再生限界が高い、インピーダンス特性が平坦、耐入力に優れている、薄型軽量なユニットが作れる、スコーカーやツィーターだけでなく、マイクロホンやヘッドホンなど応用範囲が広いなどです。

機種の定格
方式 RP方式ツィーターユニット
インピーダンス
再生周波数帯域 3kHz~45kHz
出力音圧レベル 93dB/W/1m
入力 80W(Mus.)
推奨クロスオーバー周波数 3.5kHz以上
マグネット重量 -
重量 0.235kg