オーディオの足跡

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FE-163の画像
 解説 

実際の生活の場に容易にとり入れられ、しかも満足の得られるクオリティを持たせることを目標に設計された16cmのフルレンジスピーカーユニット。

エッジ部は布に特殊な薬剤を含浸させ、ロール状に成形したフリー・エッジ方式を採用しています。
また、磁気回路にはバリゥムフェライトマグネットが採用されています。

通常の8/16Ωのモデルに加え、200Ωのモデルや、磁気回路を強力化したもの(FE-163Σ)がありました。

カタログに記載されたFE-163の仕様は1965年頃と1972年頃では異なっていました。
また、1976年頃にモデルチェンジがあり、カタログではFE163New(FE163N)として記載されていました。

機種の定格
方式 160mmフルレンジスピーカーユニット
再生周波数帯域 fo~16kHz(1965年頃)
fo~20kHz(1972年頃)
最低共振周波数(fo) 40Hz~60Hz(1965年頃)
50Hz(1972年頃)
インピーダンス 8Ω、16Ω、200Ω(1965年頃)
8Ω(1972年頃)
出力音圧レベル 98dB(1965年頃)
92dB/W/m(1972年頃)
91.5dB/W/m(1976年頃)
最大入力 10W(公称5W、1965年頃)
25W(Music、1972年頃)
空隙磁束密度 10,000gauss(1965年頃)
12,000gauss(1972年頃)
総磁束 49,500maxwell
等価振動半径 6.5cm
振動系等価質量 6g
7.0g(1976年頃)
Qo 0.3
0.4(1976年頃)
マグネット重量 398g(1976年頃)
口径 160mm
バッフル穴径 140φmmm
標準エンクロージャー内容積 23リットル
外形寸法 幅166x奥行137.5mm
重量 1.260kg(1965年頃、1976年頃)
0.95kg(1972年頃)