JMLAB MICRON CARAT
¥48,000(1台、1995年頃)
解説
独自設計のスピーカーユニットを採用したコンパクトサイズのスピーカーシステム。
低域には13.6cmコーン型ウーファーを搭載しています。
ダイアフラムには独自のネオフレックス樹脂を採用しており、100mm口径のマグネットとデュアル・ボイスコイルによる磁気回路でドライブしています。
また、フレームにはダイキャストフレームを採用しています。
高域には2.5cm口径の逆ドーム型トゥイーターを搭載しています。
逆ドーム型ダイアフラムは、指向性に優れるとともに、低歪で高能率を実現しています。また、ミクロン・キャラットでは独自の新素材であるTIOXIDを7μm厚でコーティング処理することで、分割振動を抑えています。
また、磁気回路には72mm口径のマグネットを採用しています。
ネットワーク部には精密な設計を徹底するとともに、ハイグレードなポリプロピレン・キャパシターやインダクターを採用しています。
また、配線材にも大口径銅線を使用しています。
エンクロージャーには剛性の高いMDF材を使用しており、外観はブラック・サテン・ラッカーで仕上げられています。
また、フロントバッフルの両端のエッジを切り落とすことでバッフル面積を小さくし、シャープで乱れのない音像を獲得しています。エンクロージャーの内容積は6.6Lとなっており、ダブルボイスコイルのウーファーユニットとリアバスレフ・ポートのチューニングによって低音域の再生能力を高めています。
バイワイヤリング接続が可能なバナナプラグ対応スピーカー端子を搭載しています。
機種の定格
型式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:13.6cmコーン型 高域用:2.5cm逆ドーム型 |
周波数特性 | 60Hz~23kHz(軸上) |
公称インピーダンス | 4Ω |
最大入力 | 60W(最大) |
出力音圧レベル | 88.5dB/2.8V/m |
クロスオーバー周波数 | 3kHz、18dB/oct. |
入力端子 | バイワイヤリング接続対応 バナナプラグ仕様 |
外形寸法 | 幅194x高さ300x奥行202mm |
重量 | 5kg |