FERROGRAPH S1
¥120,000(1台、1972年頃)
解説
テープレコーダーの専門メーカーとして数多くの製品を発表してきた英国フェログラフ社が開発したスピーカーシステム。
低域には楕円型のプラスチックコーン製ウーファーユニットを搭載しています。
中域には、有効口径が約10cmでプラスチックエッジ付の12cmコーン型スコーカーを搭載しています。
高域にはドーム型トゥイーターを搭載しています。
3つのスピーカーユニットは、バッフルボードのコーナーに切り欠きを設け、これに仕切りをつけて長いダクトとしたダクテッドポート方式のエンクロージャーに組込み、エンクロージャー内部の吸音材に包まれています。
エンクロージャーは硬質のチップボードで作られており、これにキャスター付のスタンドを取り付け、最適なリスニングポジションになるように考慮されています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:楕円型 中域用:12cmコーン型 高域用:ドーム型 |
周波数特性 | 45Hz~20kHz |
入力インピーダンス | 8Ω |
許容入力 | 100W |
クロスオーバー周波数 | 400Hz、3.5kHz |
仕上げ | ラッカー、ウォルナット |
外形寸法 | 幅350x高さ640x奥行440mm |