Eroica Phoenix70 control amp
価格不明(1960年代中期頃?)
解説
セパレートアンプPhoenix70のコントロールアンプ。
出力電圧が大きくとれるように、2段NFアンプで構成されています。
エロイカがEW-50において世界で最初に製品化した上昇点切換式のトーンコントロールを搭載しており、ターンオーバー周波数を高域4段階、低域4段階で切換可能となっています。
イコライザーにCR型を採用しています。
パワートランスに、タムラ製作所製の完全密閉完全シールドのトランスを使用し、シリコンダイオードによるブリッジ整流で全真空管を直流点火としています。
シャーシにはアルミシャーシを採用しています。
機種の定格
型式 | コントロールアンプ |
入力感度 | phono1、2:1mV tape head:0.5mV tuner、aux:70mV~2V tape in:200mV |
出力電圧 | output:0.5V~20V tape out:300mV |
イコライザー | CR型 phono:RIAA tape:NARTB 9.5cm/s、19cm/s |
トーンコントロール | F.C.C.方式 上昇点高音部:2.5kHz、5kHz、7.5kHz、10kHz 上昇点低音部:62.5Hz、125Hz、250Hz、500Hz 他に、Fall. Flat.ポジション |
SN比 | -90dB(IHFM) |
周波数特性 | 2Hz~76kHz +0 -1dB |
無歪最大出力電圧 | 20V(0.3%) |
歪 | 0.5V~10V(0.1%以下) |
その他 | P.U.負荷切換(50k、22k) テープモニタースイッチ aux、tunerレベルセット outputレベルセット |
使用真空管 | 12AT7x2本 12AX7x2本 12AU7x4本 |