オーディオの足跡

REFERENCEの画像
 解説 

PA-1で得られた知識や技術を基に、コストや数々の制約を無視して開発したスピーカーシステム。
PA-1はPawel Acousticsが製造を行っていました。

低域には13cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットの振動板はセンターキャップを持たない完全な円錐形状を採用しており、コーン型振動板における前室効果がもたらす歪を排除しています。

高域には1.9cmソフトドーム型トゥイーターを搭載しています。
このトゥイーターはPA-1と同一規格ながら、一つ一つを厳選し、選別したユニットだけを採用しています。

低音再生能力を高めるため、KEF社製の楕円型パッシブラジエーターSP139を搭載しています。
このパッシブラジエーターはエンクロージャーの背面の殆どを覆っており、ウーファーユニットにかかる背圧を除去しています。さらに、Referenceではパッシブラジエーターのチューニングを調整しており、低域の表現力を高めています。

内部配線にはLC-OFC配線を採用しています。また、ネットワーク素子にも厳選したものを採用しています。

フロントバッフルに傾斜を設け、さらに入念に設計されたネットワークを用いることで、2つのユニット間の位相の整合を実現しています。また、フロントバッフルに傾斜を設けたことで、エンクロージャー内での定在波の発生を防いでいます。
さらに、Referenceでは材質を吟味し、密度の高い木材を使用することで剛性を高めています。

エンクロージャーには、スイスチェリー仕上げと特注のピアノブラック仕上げの2種類の仕上げがありました。

バイワイアリング用にスノイトリック社のSPEAKON端子を搭載しています。

特殊コネクター付きの専用ケーブル2mが付属しています。

機種の定格
方式 2ウェイ・2スピーカー・パッシブラジエーター方式
・ブックシェルフ型
ユニット等 低域用:13cmコーン型
高域用:1.9cmドーム型
その他:平面型パッシブラジエーター(KEF SP139)
周波数特性 38Hz~21kHz
出力音圧レベル 90dB/W/m
最大音圧レベル 105dB(2m)
インピーダンス
適正アンプ出力 25W~100W
クロスオーバー周波数 2.5kHz
外形寸法 幅230x高さ350x奥行210mm
重量 7.5kg